日本大百科全書(ニッポニカ) 「寧越」の意味・わかりやすい解説 寧越ねいえつ / ニョンウォル 韓国(大韓民国)、江原道の南部に位置する邑(ゆう)(町)。寧越郡(面積1127.12平方キロメートル、人口4万3732、2000)の郡庁所在地。人口2万3948(2000)。南漢江上流の河岸段丘上に発達した小都市で、タバコ、トウモロコシ、リンゴの生産が多い。40万キロワットの寧越火力発電所がある。南東にある下東面(村)津別里には天然記念物に指定された石灰洞窟(どうくつ)(高氏洞窟)があり、1973年に公開された。[邢 基 柱] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「寧越」の意味・わかりやすい解説 寧越【ねいえつ】 韓国,江原道南部の漢江,平昌江の合流点にある寧越郡の郡庁所在地。セメントを生産し,付近の寧越炭鉱は良質の無煙炭を産する。李朝端宗の配流地で,史跡が多い。観光名所の高氏洞窟までは7km程度。寧越郡の人口は3万7000人(2005)。→関連項目江原道 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報