寸鉄を帯びず(読み)すんてつをおびず

精選版 日本国語大辞典 「寸鉄を帯びず」の意味・読み・例文・類語

すんてつ【寸鉄】 を 帯(お)びず

  1. 武器などを何も持っていない。素手(すで)である。
    1. [初出の実例]「曩(さき)に劔は失ひつ、身に寸鉄(スンテツ)を帯ざれば、鷲に立たる箭をとりて、為朝を刺(つか)んとするを」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)拾遺)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む