デジタル大辞泉 「寸鉄」の意味・読み・例文・類語 すん‐てつ【寸鉄】 1 小さな刃物。「身に寸鉄も帯びず敵中に入る」2 人の急所をつくような、短くて、深い意味をもつ言葉。「寸鉄人を刺す」[類語](2)言い習わし・常套句・常套語・決まり文句・美辞麗句・慣用句・ことわざ・成句・故事成語・俚諺りげん・俗諺ぞくげん・古諺こげん・諺語げんご・箴言しんげん・寸言・警句・金言・格言・名言・至言・名句・座右の銘・謳い文句・標語・売り文句・惹句じゃっく・スローガン・キャッチフレーズ・モットー・キャッチコピー・イディオム 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「寸鉄」の意味・読み・例文・類語 すん‐てつ【寸鉄】 〘 名詞 〙 ( 「鉄」は、武器・刃物の意 )① きわめて小さい刃物。小型の武器。寸兵。[初出の実例]「縦雖二一紙半銭一、縦雖二寸鉄尺木一、令二奉加一之輩現二持万年之嘉齢一、当坐二九品之蓮台一」(出典:探玄記一三巻抄裏文書‐正治二年(1200)六月日・信寛勧進状)② 短くて、深い意味を含んだことば。ちょっとしたことばでありながら、人の心に深くくい入るようなもの。警句。警語。寸鉄言。[初出の実例]「絶離の詞寸鉄(スンテツ)腸を断ちしなり」(出典:帰省(1890)〈宮崎湖処子〉七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「寸鉄」の読み・字形・画数・意味 【寸鉄】すんてつ 小さな武器。〔野獲編、釈道、禅林諸名宿〕蓋(けだ)し、日叢林の議論、宗門を崇し、單刀陣に入り、寸鐵人をすことをとす。字通「寸」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報