寺小路村(読み)てらこうじむら

日本歴史地名大系 「寺小路村」の解説

寺小路村
てらこうじむら

[現在地名]野津町宮原みやばる 寺小路

いち村の北、野津川東岸の宮原台地西端にある。東方を臼杵うすきおか城路が南北に通る。文禄二年(一五九三)の野津院検地帳写(渡辺家文書)に寺小路村分が含まれ、村位は中。田九〇石余・畑屋敷五五石九斗余。慶長一一年(一六〇六)の惣御高頭御帳に村名がみえ、高一四六石余。香野村組に属した。正保二年(一六四五)の稲葉能登守知行高付帳によれば本高一一五石余・出来高三二石余、田方九〇石余・畑方五八石余、日損所と注記される。正保郷帳に記載がなく、市村分に含まれる。旧高旧領取調帳では高一四八石余。江戸時代後期の免は七ツ五分(「雑録」臼杵藩政史料)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android