寺田城跡(読み)てらだじようあと

日本歴史地名大系 「寺田城跡」の解説

寺田城跡
てらだじようあと

[現在地名]西根町寺田 中斗内

寺田の中心集落西、りよう川を見下ろす丘陵先端部に位置する。南東は涼川が南流して天然の堀となり、他の三方空堀がめぐる。標高三一四メートル、平地との比高三五メートルで、通称たて山。旧鹿角かづの街道から岩手町沼宮内ぬまくないへの道の分岐点にある。慶長三年(一五九八)の館持支配帳(県立図書館蔵)に「一館不知二千五百石 二ツ引割菱北彦助」とあり、また「参考諸家系図」によると北愛一は寺田村ほかで知行二千一五〇石を受けるとあるところから、北家が居館したと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 築城 松尾 山頂

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む