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対ゲリラ戦争 たいゲリラせんそうcounterguerrilla warfare

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

対ゲリラ戦争
たいゲリラせんそう
counterguerrilla warfare

非正規軍による局地的な反乱を,合法政府軍が鎮圧平定する戦争。第2次世界大戦後,アルジェリアの独立戦争のような植民地解放戦争,あるいはマレー,フィリピン,ベトナム戦争をはじめとする共産系ゲリラ戦争に対抗するために,戦法が確立されるようになった。ゲリラを住民から孤立させるために,政府側が住民に対して経済的援助,宣伝活動を行うことによって住民の支持を獲得するか,村落を武装化するか,あるいは住民を政府軍が完全に支配しうる一定の場所に強制的に移住させることが行われる。多くの場合,ゲリラ側は外国から武器などの補給を受けるので,これを遮断することも重要である。隠密裏に行動するゲリラが,攻撃場所,時間を自由に選べるのに対して,対ゲリラ側は広い地域を防衛しなければならず,また,ただ消極的に防衛するだけでなく,積極的にゲリラを発見し,撃滅する「発見撃滅戦術」も必要である。

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