対症的(読み)タイショウテキ

デジタル大辞泉 「対症的」の意味・読み・例文・類語

たいしょう‐てき〔タイシヤウ‐〕【対症的】

[形動]
症状それぞれに対するさま。「対症的治療
表面的な状況に対処するだけで、根本的な解決を考えないさま。「対症的方策

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「対症的」の意味・読み・例文・類語

たいしょう‐てき タイシャウ‥【対症的】

〘形動〙
① 目の前の症状に注目して、治療の方途を考え、処置していこうとするさま。
② 転じて、表面的な欠陥などにばかり対処して、抜本的な改革改良を考えつかないさま。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android