出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…既に16世紀後半から,不協和音の緊張をはらんだ独特な性格が効果的に使われるようになった。しかし不協和音は和声法の体系にあってはあくまでも安定した協和音に導かれて緊張が解かれる(〈解決〉という)べきものと考えられ,協和音に従属するものでしかなかった。やがて不協和音の大胆な用法が発展するに及んで,それ自体で独立した存在意義を獲得するようになり,19世紀後半には解決されない不協和音も登場する。…
※「解決」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...