対面朗読サービス(読み)たいめんろうどくさーびす(その他表記)reading service for visually impaired; library service for the reading impairment

図書館情報学用語辞典 第5版 「対面朗読サービス」の解説

対面朗読サービス

図書館が提供する音訳サービスの一つで,朗読者が「目の代わり」となって指定された資料を読むサービス.朗読者は図書館員ボランティアである.対面朗読は,点字資料録音資料に訳されていない資料を即座に利用できるという利点がある.また利用者は,その場で質問ができるために,レファレンスサービスにもつながり,より積極的な障害者サービスができるようになる.日本では,1970(昭和45)年に東京都立日比谷図書館が公共図書館では初の障害者サービスとして対面朗読サービスを実施した.その後,視覚障害者サービスの一つとして急速に広がり,新設される図書館には,対面朗読室を設置することが一般的となっている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む