専制・擅制(読み)せんせい

精選版 日本国語大辞典 「専制・擅制」の意味・読み・例文・類語

せん‐せい【専制・擅制】

〘名〙
独断で思うままにとりはからうこと。自分の勝手・気ままに事を処理すること。特に政治を独断で行なうこと。
続日本紀‐霊亀二年(716)五月庚寅「不旧檀越等専制
随筆・秉燭譚(1729)二「そのかみ菊池氏九州を専制して」 〔春秋左伝‐昭公一九年〕
花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉八「大に同国擅制(センセイ)痛論し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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