精選版 日本国語大辞典 「射取る」の意味・読み・例文・類語 い‐と・る【射取】 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙① 的に射当てて、賭けた品物を自分のものにする。[初出の実例]「柳の葉を百度(ももたび)射あてつべき舎人(とねり)どもの、うけばりていとる」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜下)② 弓矢で射殺す。討ちとる。[初出の実例]「然て、沢胯をば射取(いとり)て頸を切つ」(出典:今昔物語集(1120頃か)二五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例