将棋盤(読み)ショウギバン

デジタル大辞泉 「将棋盤」の意味・読み・例文・類語

しょうぎ‐ばん〔シヤウギ‐〕【将棋盤】

将棋の駒を並べて指す盤。縦横各9列、計81のますを設けたもの。縦列を「筋」、横列を「段」という。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「将棋盤」の意味・読み・例文・類語

しょうぎ‐ばんシャウギ‥【将棋盤】

  1. 〘 名詞 〙 将棋で、駒を配置してさす盤。縦横九つずつのますがある。材質は榧(かや)が最上とされる。将棋の盤。
    1. [初出の実例]「一 碁盤・将棋盤・双六盤、各同前」(出典:君台観左右帳記(1511))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の将棋盤の言及

【将棋】より

…駒の字はツゲを薄く彫って漆で文字を盛り上げた盛上駒を最上とし,字を彫った彫駒,書駒が次ぐ。 将棋盤は碁盤の寸法が定まっていた1199年(正治1)のころから碁盤に準じて貴族社会ではほぼ定尺が定められたとみなされるが,寸法が決まったのは江戸時代になってからである。御城将棋に用いられた将棋盤は側面が蒔絵(まきえ)の華美なもので,厚さ3寸5分(約11cm),盤面の高さは脚ともで6寸5分(約20cm)であった。…

※「将棋盤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android