デジタル大辞泉 「双六盤」の意味・読み・例文・類語 すごろく‐ばん【▽双六盤】 双六をするときに使う盤。長方形の盤面の中央に一条の細い空地を設けて、敵・味方の陣に分け、縦に左右それぞれ12の地をつくったもの。一般に縦約36センチ、横約24センチの木製の盤。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「双六盤」の意味・読み・例文・類語 すごろく‐ばん【双六盤】 〘 名詞 〙 双六に用いる遊戯盤。古く正倉院に箱形の盤があるが、近世のものは木製の厚い盤で、厚さ四寸(約一二センチメートル)、幅八寸(約二四センチメートル)、長さ一尺二寸(約三六センチメートル)を一つの規準とした。盤面には、中間に細い空地を設け、長い辺の各々に罫(けい)線をひいて一二の地をつくる。材は桜、あるいは黒柿が上材とされた。すぐろくばん。[初出の実例]「四蹄を縮むれば双六盤(スゴロクバン)の上にも立ち」(出典:太平記(14C後)一三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例