尋め来(読み)トメク

デジタル大辞泉 「尋め来」の意味・読み・例文・類語

とめ・く【尋め来】

[動カ変]たずね求めて来る。たずねて来る。
「花散れる水のまにまに―・くれば山には春もなくなりにけり」〈古今・春下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「尋め来」の意味・読み・例文・類語

とめ‐・く【尋来】

  1. 〘 自動詞 カ行変 〙 尋ねてくる。たずね求めてくる。
    1. [初出の実例]「〈本〉榊葉の 香をかぐはしみ 止女久礼(トメクレ)ば 八十氏人ぞ 円居(まとゐ)せりける 円居せりける」(出典神楽歌(9C後)採物・榊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む