円居(読み)まどい

精選版 日本国語大辞典 「円居」の意味・読み・例文・類語

まど‐い‥ゐ【円居】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「まとい」 )
  2. 集まってまるく居並ぶこと。くるまざ。団欒(だんらん)
    1. [初出の実例]「おもふどちまとゐせるよは唐錦たたまくをしき物にぞありける〈よみ人しらず〉」(出典:古今和歌集(905‐914)雑上・八六四)
  3. ひと所に集まり会すること。会合。特に、親しい者同士の楽しい集まり。団欒。
    1. [初出の実例]「〈本〉榊葉の 香をかぐはしみ 求め来れば 八十氏人ぞ 万止為(マトヰ)せりける 万止為(マトヰ)せりける」(出典神楽歌(9C後)採物・榊)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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