小さん金五郎(読み)コサンキンゴロウ

デジタル大辞泉 「小さん金五郎」の意味・読み・例文・類語

こさん‐きんごろう〔‐キンゴラウ〕【小さん金五郎】

歌謡浄瑠璃歌舞伎の一系統で、元禄13年(1700)に没した大坂の歌舞伎役者金屋かなや金五郎と湯女ゆな小さんとの情話主題としたもの。浄瑠璃「金屋金五郎浮名額かなやきんごろううきなのがく」など。

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精選版 日本国語大辞典 「小さん金五郎」の意味・読み・例文・類語

こさん‐きんごろう‥キンゴラウ【小さん金五郎】

  1. 〘 名詞 〙 浄瑠璃・歌舞伎の一系統。元祿一三年(一七〇〇)に病死した大坂の歌舞伎俳優金屋金五郎と湯女(ゆな)小さんとの情話を脚色したもの。浄瑠璃「金屋金五郎浮名額(かなやきんごろううきなのがく)」、歌舞伎脚本「東都名物錦絵始(おえどめいぶつにしきえのはじまり)」など。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「小さん金五郎」の解説

小さん金五郎
(通称)
こさん きんごろう

歌舞伎・浄瑠璃の外題
元の外題
南詠恋抄書 など
初演
安永9.7(大坂・芳沢いろは座)

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