小中台村(読み)こなかだいむら

日本歴史地名大系 「小中台村」の解説

小中台村
こなかだいむら

[現在地名]稲毛区小中台町・小仲台こなかだい一―九丁目、花見川はなみがわ西小中台にしこなかだい宮野木台みやのぎだい一丁目

稲毛村の東方にある。城山しろやまに小中台城とよぶ城跡があり、陣屋じんや屋敷やしきなどの地名が残る。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道覚帳に村名がみえ、高四七〇石、七町の道普請を負担した。寛永二年(一六二五)知行宛行状葛飾かつしか郡小中台村とみえ、高四七一石余が旗本山名領で、幕末まで変わらない。元禄二年(一六八九)稲毛村・園生そのう村と野論があったが、稲毛村側の主張が退けられ裁許絵図が作製された(和田家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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