デジタル大辞泉
「花見川」の意味・読み・例文・類語
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出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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花見川
はなみがわ
江戸時代に整備された人口河川。印旛沼周辺の洪水防止を目的とし、正式には印旛沼放水路と称するが、八千代市大和田の排水機場より上流を新川、下流を花見川と通称する。およそ千葉市域で花見川とするとみてよく、河口の検見川地区で東京湾に注ぐ。流長一八・九キロ、流域面積九四・五平方キロ。別に掘割川とよばれるのは享保期(一七一六―三六)・天明期(一七八一―八九)・天保期(一八三〇―四四)の三度にわたる治水工事を中心とする新田開発および水運路の開発が行われたためとされる。
当時の印旛沼は利根川と直結しており、その氾濫により沼の水位が上がり、洪水の常襲地帯であった。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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花見川
はなみがわ
千葉県北西部、千葉市の一区。下総(しもうさ)台地上に位置する。住宅・都市整備公団(現、都市再生機構)によって旧犢橋村(こてはしむら)の山林と畑地が開発され一大住宅団地が誕生、花見川と命名された。1992年(平成4)千葉市の政令指定都市移行に伴い、同市北西部の区名となった。区内を縦断して流れる花見川は印旛沼(いんばぬま)の放水路の役割を果たす。その下には、成田国際空港への燃料輸送のパイプラインが敷設されている。南部をJR総武本線、京成電鉄千葉線、国道14号、京葉道路が通り、南東縁に東関東自動車道、北東部に国道16号が通じている。
[山村順次]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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花見川[区]【はなみがわ】
千葉県千葉市北西部の区。1992年区制。中央を花見川が南北に貫流。周辺は野菜を中心に都市近郊型農業が行われる。1960年代後半から下総台地上の犢橋(こてはし)・千種(ちぐさ)地区には千葉鉄工業団地が,また,さつきが丘,花見川,こてはし台には住宅・都市整備公団(現都市再生機構)などにより大規模住宅団地が造成され住宅地化が著しい。花見川沿いに13.5kmのサイクリングコースがあり,三角町には都市と農業のふれあいをはかる拠点ふるさと農園(約2万m2)がある。総武本線,京成千葉線が通じる。34.19km2。18万949人(2010)。
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