日本歴史地名大系 「稲毛区」の解説 稲毛区いなげく 千葉県:千葉市稲毛区面積:二一・二五平方キロ千葉市の北部に位置し、北から西にかけては花見川(はなみがわ)区、西は美浜(みはま)区、南は中央(ちゆうおう)区、南東は若葉(わかば)区、東は四街道市と接する。JR総武本線・京成電鉄千葉線、タウンライナー、京葉道路・東関東自動車道・国道一四号・同一六号などが通る。明治八年(一八七五)当時区域の諸村は第一一大区第六―七小区に属した。同二二年の市制町村制施行に伴い千葉郡千葉町・検見川(けみがわ)村・都賀(つが)村・犢橋(こてはし)村が成立。同二四年検見川村が町制を施行。大正一〇年(一九二一)千葉町が市制施行。昭和一二年(一九三七)検見川町・都賀村、同二九年犢橋村が千葉市に編入される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「稲毛区」の意味・わかりやすい解説 稲毛〔区〕いなげ 千葉県中部,千葉市北部の区。 1992年,千葉市の政令指定都市化に伴って区制。京葉工業地域後背の住宅地区。かつては遠浅の海岸で潮干狩りや海水浴場として知られたが,1967年からの埋立てにより宅地化が進んだ。南西部を JR総武本線,京成電鉄千葉線,中央を国道 16号線が通り,その沿線には,あやめ台,千草台など住宅団地が立地。住宅地を結ぶモノレール (タウンライナー) が通る。中心市街地は南部の穴川。南西部の弥生町には千葉大学があり,東部の天台に千葉県総合運動場 (千葉スポーツセンター) がある。面積 21.22km2。人口 16万582(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by