小佐村(読み)おさむら

日本歴史地名大系 「小佐村」の解説

小佐村
おさむら

[現在地名]八鹿町小佐

九鹿くろく村の西、小佐川の中流域に位置し、西は石原いしはら村。集落は小佐川の北岸に東から馬瀬まぜ石堂いしどう、小佐川を挟んで石堂南方今井いまい、村の西端にある中村なかむらの四つに分れる。うち馬瀬は九鹿村の馬瀬集落と一体で、人家・耕地ともに入組み合っていた。古代の養父やぶ遠佐おさ(和名抄)、中世小佐郷の遺称地。弘治三年(一五五七)の「但馬国にしかた日記」には「おさのいしわら」「中村」などの地名がみえ、「いしわら」は石原村のことか。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む