小佐波御前山(読み)おざなみごぜんやま

日本歴史地名大系 「小佐波御前山」の解説

小佐波御前山
おざなみごぜんやま

大沢野おおさわの町および大山町の背後に鯨の寝そべったような形で横たわる標高七五四・二メートルの山。その特色ある姿は富山市からもよく見える。昔この山に立山の神が鎮座していたが、女性がユモジを干したためその不浄を嫌って立山へ飛去った、よって立山神のふるさとであると伝承山麓の大山町牧野まきのには行基開基と伝える高野山真言宗東薬とうやく寺がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む