小出君徳(読み)こいで くんとく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小出君徳」の解説

小出君徳 こいで-くんとく

?-? 江戸時代後期の医師
恵美三白(さんぱく)にまなび,のち大坂で開業。十余人におよぶ死体解剖おこない,天保(てんぽう)7年(1836)「導窾私録」を刊行内臓のほか血管,脂肪,リンパ液にも言及した日本の解剖学史上特筆すべき書とされる。備後(びんご)(広島県)出身。名は竜。号は薇山。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android