小刀櫃(読み)コガタナビツ

デジタル大辞泉 「小刀櫃」の意味・読み・例文・類語

こがたな‐びつ【小刀×櫃】

刀のさや差裏さしうらの穴。小柄こづかの刀を差し入れる。

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精選版 日本国語大辞典 「小刀櫃」の意味・読み・例文・類語

こがたな‐びつ【小刀櫃】

  1. 〘 名詞 〙 刀の鐔(つば)や鞘の差裏(さしうら)の穴の名称。小柄(こづか)につけた小刀を挿し入れる穴。
    1. [初出の実例]「太刀のつばの下に折を置出す事、上、其次に小刀櫃(ヒツ)の通に置は、中、其次常の類也」(出典甲陽軍鑑(17C初)品四四)

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