小半ら(読み)こなから

精選版 日本国語大辞典 「小半ら」の意味・読み・例文・類語

こ‐なから【小半・二合半】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 半分の半分。四分の一。四半分
    1. [初出の実例]「一度がならざ半分、半分がいやなら小半(コナカラ)」(出典浄瑠璃東鑑御狩巻(1748)二)
  3. 特に、一升の半分を更に半分にした量。二合五勺。転じて、少量。おもに酒・米についていう。こはん
    1. [初出の実例]「小半の酒を出すは水を出せ しはひか劫して波の夜昼」(出典:俳諧・西鶴大矢数(1681)第一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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