日本歴史地名大系 「小山手村」の解説 小山手村こやまてむら 奈良県:吉野郡十津川村小山手村[現在地名]十津川村大字小山手天上(てんじよう)山(八一七メートル)の西北麓、西(にし)川流域の村で中(なか)村の西にあたる。十津川郷のうち。寛永郷帳の村高一五・二石、幕府領。元禄郷帳では村高六・七石となっている。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)に杉角尺〆二〇〇本、檜角尺〆五〇本、椴栂松尺〆五〇本、椶櫚皮二千五〇〇枚、割菜五〇貫目、楮八四貫目、茶六〇貫目、松煙二四〇貫目、蜂蜜六貫目、椎茸五〇貫目とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by