小山手村(読み)こやまてむら

日本歴史地名大系 「小山手村」の解説

小山手村
こやまてむら

[現在地名]十津川村大字小山手

天上てんじよう(八一七メートル)の西北麓、西にし川流域の村でなか村の西にあたる。十津川郷のうち。寛永郷帳の村高一五・二石、幕府領元禄郷帳では村高六・七石となっている。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)に杉角尺〆二〇〇本、檜角尺〆五〇本、椴栂松尺〆五〇本、椶櫚皮二千五〇〇枚、割菜五〇貫目、楮八四貫目、茶六〇貫目、松煙二四〇貫目、蜂蜜六貫目、椎茸五〇貫目とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android