小岐須村(読み)おぎすむら

日本歴史地名大系 「小岐須村」の解説

小岐須村
おぎすむら

[現在地名]鈴鹿市小岐須町

小社(こやしろ)村の西に位置する。集落は御幣(おんべ)川が入道(にゆうどう)ヶ岳(九〇六・一メートル)と野登(ののぼり)山(八五一・六メートル)との間を流れ出る谷口にある。戦国時代には亀山の関盛信の弟が、この地に築城して小岐須盛光と称し、天正一一年(一五八三)には、川崎(かわさき)(現亀山市)の峯(みね)城にこもって豊臣秀吉軍と戦ったが、翌年城を攻められ廃絶した(伊勢名勝志)。文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳に「小岐須ノ郷」と現れる。元和元年(一六一五)から二〇年間は幕府領で、寛永一三年(一六三六)本多俊次入封以後は亀山藩領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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