小弱(読み)ショウジャク

デジタル大辞泉 「小弱」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゃく〔セウ‐〕【小弱】

[名・形動]
小さくて弱いこと。また、そのさま。弱小。「小弱な国」
年若いこと。幼いこと。また、そのさま。弱小。
一人は―にして水に溺る」〈漂荒紀事・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「小弱」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じゃく セウ‥【小弱】

〘名〙 (形動)
① 小さくて力が弱いこと。また、そのさまやそのもの。弱小。
史記抄(1477)五「もとよりも秦の天下が小弱になったでもないぞ」 〔戦国策‐趙策・孝成王〕
② 年若いこと。また、そのさまやそのもの。弱小。
※漂荒紀事(1848‐50頃)一「前日舶衆二人を失ふ〈略〉一人は少弱にして水に溺る」 〔柳宗元‐桐葉封弟弁〕

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