小指を切る(読み)こゆびをきる

精選版 日本国語大辞典 「小指を切る」の意味・読み・例文・類語

こゆび【小指】 を 切(き)

  1. 江戸時代遊女が客への誠意のあかしとして小指を切って、その誓いとする。客足が衰えた時や客の気を引く時などに使われる手段
    1. [初出の実例]「一寸さきはしらぬ身の上 小指(ユビ)をもきりつつ人を恋かねて」(出典:俳諧・毛吹草(1638)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android