精選版 日本国語大辞典 「小指を切る」の意味・読み・例文・類語 こゆび【小指】 を 切(き)る 江戸時代、遊女が客への誠意のあかしとして小指を切って、その誓いとする。客足が衰えた時や客の気を引く時などに使われる手段。[初出の実例]「一寸さきはしらぬ身の上 小指(ユビ)をもきりつつ人を恋かねて」(出典:俳諧・毛吹草(1638)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例