小敷村(読み)こしきむら

日本歴史地名大系 「小敷村」の解説

小敷村
こしきむら

[現在地名]若松区小敷・ひびきの、八幡西区小敷

曲流する川を隔てて高須たかす村の東に位置し、東は塩屋しおや村、南は浅川あさかわ(現八幡西区)。小敷は小鋪(続風土記附録)などとも書き、集落は本村および太閤水たいこうみずの二ヵ所(続風土記拾遺)。小早川時代の指出前之帳では有毛ありげ村の枝郷として扱われ、同村に含まれて高付されている。慶長七年(一六〇二)の検地高一七六石余、うち大豆二〇石余(慶長石高帳)。元禄元年(一六八八)から享保五年(一七二〇)は直方藩領であった。元禄五年には高二一七石余・反別一九町二反余、家数一八・社一、人数九二(田圃志)。石高書上帳案の郡帳高二二二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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