小木六村(読み)こきろくむら

日本歴史地名大系 「小木六村」の解説

小木六村
こきろくむら

[現在地名]塩沢町小木六

八竜はちりゆう新田北東。北と西の魚野うおの川対岸は上十日町かみとおかまち村・目来田もくらいでん村、南は小杉こすぎ新田。天正四年(一五七六)の開村と伝え、支集落前島まえじまは正保四年(一六四七)の開発という(南魚沼郡誌)。年月日未詳の高梨氏所領注文(高梨文書)に「小きろく」とみえる。天正九年(一五八一)二月三日の上杉景勝知行宛行状(高木文書)に、富里三郎左衛門に荒砥あらと(現湯沢町)を守らせ、その代償として「馬場之郷之内、今泉分・并小木六平分」を宛行っている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android