小木津村(読み)おぎつむら

日本歴史地名大系 「小木津村」の解説

小木津村
おぎつむら

[現在地名]日立市日高ひたか町一―五丁目・小木津町

東は海に臨み、西側は標高一五〇―二〇〇メートルの多賀山地丘陵で、東麓縁辺を岩城相馬いわきそうま街道が通り、北寄りを東連津とうれんづ川が東流する。北は友部ともべ(現多賀郡十王町)砂沢いさござわ折笠おりかさ三村。多賀山地丘陵東麓と、そこから東に開ける海岸段丘面上に下の内しものうち遺跡・横内よこうち遺跡・前山まえやま遺跡・上相田かみあいた遺跡や、横内古墳東原とうばら古墳および高磯たかいそ古墳群・安良宿あらじゆく古墳群・長峰ながみね古墳群・相田横穴群が点在する。

村名について「大日本地名辞書」は「此地は、古の道口みちのくち郷にて、道口岐閇と称へし関塞の城処きどなどに因りて、ヲキツの名も出でしか」と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む