小村大雲(読み)コムラ タイウン

20世紀日本人名事典 「小村大雲」の解説

小村 大雲
コムラ タイウン

明治〜昭和期の日本画家



生年
明治16(1883)年11月9日

没年
昭和13(1938)年2月20日

出生地
島根県平田町(現・平田市)

本名
小村 権三郎

経歴
京都で森川曽文、山元春挙都路華香師事。大正元年第6回文展で「釣日和」が3等、以降2年「放ち駒」、3年「憩い」、4年「東へ」が文展3等、5年「画舫」、6年「神風」が特選。13年帝展委員。他の代表作に「佐登」「勝乎敗乎」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小村大雲」の解説

小村大雲 こむら-たいうん

1883-1938 明治-昭和時代前期の日本画家。
明治16年11月9日生まれ。都路華香(つじ-かこう),山元春挙に師事。大正元年文展で「釣日和」が3等賞,以後4年まで3等賞を連続受賞,さらに5年の「画舫」,翌年の「神風」は特選となった。13年より帝展委員。昭和13年2月20日死去。56歳。島根県出身。本名は権三郎。作品に「清風山月」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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