小林大巌(読み)コバヤシ ダイガン

20世紀日本人名事典 「小林大巌」の解説

小林 大巌
コバヤシ ダイガン

大正・昭和期の僧侶(浄土宗)



生年
明治27(1894)年10月25日

没年
昭和51(1976)年7月30日

出生地
山口市

旧姓(旧名)
岡村

学歴〔年〕
宗教大学〔大正7年〕卒,宗教大学研究科〔大正9年〕卒

主な受賞名〔年〕
教育功労者〔昭和25年〕,藍綬褒章〔昭和26年〕,勲四等旭日小綬章〔昭和40年〕

経歴
大正10年満願寺住職、昭和2年から上宮中学校教員兼幹事、9年校長。17年高安中学校校長、理事長兼務、33年浄土宗教育資団理事長、同年宗務総長、37年浄土宗東西合同を実現、47年浄土宗総本山知恩院副門跡となり、49年開宗八百年大法要を挙行、大僧正となった。宗務のほか社会福祉法人四恩学園を設立し社会福祉にも尽力、また刑余者保護のための大阪仏教和衷会理事としても活躍した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林大巌」の解説

小林大巌 こばやし-だいがん

1894-1976 大正-昭和時代の僧。
明治27年10月25日生まれ。浄土宗。大正10年大阪満願寺の住職となる。上宮中学校長兼理事長などをつとめ,私学教育につくす。昭和33年浄土宗宗務総長となり,37年浄土宗の東西合同を実現させた。47年知恩院副門跡(もんぜき)。昭和51年7月30日死去。81歳。山口県出身。宗教大(現大正大)卒。旧姓は岡村。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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