大僧正(読み)だいそうじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大僧正
だいそうじょう

僧綱の一つ。中国で創始され,日本では推古 32 (624) 年に初めてこの制度が用いられた。のちになって僧正に大,正,権の3種の階級が使われるようになり,大僧正はそのうちの最高位。現在でも各宗派の僧侶の最高位の名称となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

大辞林 第三版の解説

だいそうじょう【大僧正】

僧綱の一。僧官の最高位。745年、行基が初めて任ぜられた。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の大僧正の言及

【天狗】より

…とくに有名なのは京都北山の鞍馬山で,天狗の絶大な除魔招福の霊力を,恐怖とともに信仰祈願する者が絶えない。この天狗の別称は大僧正で,大魔王尊は僧正谷にまつられている。牛若丸に武技を授けた天狗としても人口に膾炙(かいしや)しているが,大僧正の名称は上級山伏を大僧(だいそう)と呼ぶところからきているであろう。…

※「大僧正」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

今日のキーワード

エミュー

ヒクイドリ目エミュー科。ダチョウに似た大型の飛べない鳥。オーストラリア固有種で,国鳥。全長 140~164cm,背丈 150~190cmで,雌のほうがやや大きい。翼は羽毛に覆われて見えないが,約 20...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

大僧正の関連情報