デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林玄章」の解説 小林玄章 こばやし-げんしょう ?-? 江戸時代中期の医師,郷土史家。丹後(京都府)宮津藩の藩医。「丹後州宮津府志」の編修を命じられ,宝暦11年(1761)に完成させる。「丹哥府志」編修の途中で没したが,孫の之原(しげん)らがおぎなって完成させた。名は順亮。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の小林玄章の言及 【丹後国】より …田辺藩の漢学者野田笛浦(てきほ)は,執政までつとめ文政に力を尽くした。宮津藩の小林玄章は天野房成らと《宮津府志》を編纂し,さらに藩の抱え絵師佐藤正持を伴って丹後全体を踏査して《丹哥府志》の編纂に尽くした。このほか俳人・画家の与謝蕪村(ぶそん)は,1755年(宝暦5)ころ母の郷里与謝郡宮津に寄寓した。… ※「小林玄章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by