小林辰男(読み)コバヤシ タツオ

20世紀日本人名事典 「小林辰男」の解説

小林 辰男
コバヤシ タツオ

大正・昭和期の物理学者 東京大学名誉教授



生年
明治19(1886)年8月28日

没年
昭和53(1978)年8月16日

出生地
岡山県

学歴〔年〕
東京帝大理科大学実験物理学科〔大正7年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔大正13年〕

経歴
大正8年東大助教授、9年欧米留学、10年同大航空研究所員、昭和2年教授、13年から理学部教授兼任。戦後航研継承の理工学研究所員、21年所長。22年退官、23年消防庁消防研究所初代所長。消防審議会委員、日本火災学会会長も務めた。東大名誉教授。著書に「一般物理学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学位 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小林辰男」の解説

小林辰男 こばやし-たつお

1886-1978 大正-昭和時代の物理学者。
明治19年8月28日生まれ。昭和2年母校東京帝大の教授。消防庁消防研究所初代所長,日本火災学会会長をつとめた。高気圧低気圧構造,および電気火花の研究などで知られる。昭和53年8月16日死去。91歳。岡山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android