精選版 日本国語大辞典 「小栗物」の意味・読み・例文・類語 おぐり‐ものをぐり‥【小栗物】 〘 名詞 〙 常陸の城主であった小栗判官助重と、その妻照手姫との苦難の伝説を脚色した浄瑠璃などの総称。五説経の一つ。寛文六年(一六六六)刊の説経節正本「小栗判官」が最初とされ、ほかに近松門左衛門作「当流小栗判官」、文耕堂、千前軒合作「小栗判官」などがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例