小棚村(読み)こたなむら

日本歴史地名大系 「小棚村」の解説

小棚村
こたなむら

[現在地名]吉井町小棚

西境から村央をかぶら川が東流し、北は甘楽かんら奥平おくだいら村、南は同郡金井かない(現甘楽町)、東は片山かたやま村と接する。寛文郷帳では田方一九〇石余・畑方二四七石二斗余、幕府領。江戸後期の御改革組合村高帳では幕府領と旗本松平領などの四給。文政九年(一八二六)旗本山村甚十郎の勝手向差支えのため、五ヵ村の知行地から賄金を月々送ることとし、とくに当村は江戸馬喰ばくろ(現中央区)貸付方役所へ借用金利息分返済について他の四ヵ村分を取りまとめて納入することを申渡されている(「賄金申渡」富田文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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