小椿野用水(読み)こつばきのようすい

日本歴史地名大系 「小椿野用水」の解説

小椿野用水
こつばきのようすい

早月はやつき川右岸の台地に開削された用水。文化一二年(一八一五)沼保ぬまのほ(現朝日町)幸右衛門、神田じんでん(現上市町)小右衛門が主付となって工事が始められ、早月川からはち村の下流で取水して山の中におよそ一里半の水路を通し、升方ますがた村と小椿野新開所まで引水した(「増補大路水経」など)。文政年間(一八一八―三〇)この用水を用いて新開が行われ、文政九年の小椿野新開一巻(杉木家文書)に「小椿野新開去午年迄出来高」は四一九石余とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む