宮川派(読み)ミヤガワハ

デジタル大辞泉 「宮川派」の意味・読み・例文・類語

みやがわ‐は〔みやがは‐〕【宮川派】

浮世絵流派の一。宮川長春を祖とし、江戸中期に活躍勝川派に受け継がれた。

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精選版 日本国語大辞典 「宮川派」の意味・読み・例文・類語

みやがわ‐は みやがは‥【宮川派】

〘名〙 江戸中期の浮世絵の一流派。宮川長春を祖とし、享保明和一七一六‐七二)頃活躍した。

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世界大百科事典(旧版)内の宮川派の言及

【勝川派】より

…江戸時代の浮世絵の一流派。源流は宮川長春を祖とする宮川派に発し,長春の孫弟子勝川春章に始まる。版画では似顔絵と呼ばれる写実的な役者絵,相撲絵を得意とし,半身像の大首絵,さらには大顔絵など,対象に近接した描写形式を開発し,明和~寛政期(1764‐1801)の役者絵界を風靡(ふうび)した。…

※「宮川派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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