小泉堂村(読み)こせんどうむら

日本歴史地名大系 「小泉堂村」の解説

小泉堂村
こせんどうむら

[現在地名]橿原市四条町

四条しじよう村の西に接続する。「大和志」には「小泉堂こせとう小泉一作古世」とある。元禄元年(一六八八)四条村から分村。慶安三年(一六五〇)高取藩主植村家貞が遺領を相続、万治元年(一六五八)弟政春に分知した三千石の所領に含まれる。政春―政行―政勝(内匠)と継承し、元禄元年政勝が跡を継ぐ時、二千五〇〇石を継ぎ、五〇〇石を弟行長(万次郎)に分ったが、小泉堂村は植村行長(のち政広)領となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android