小渋の湯(読み)こしぶのゆ

日本歴史地名大系 「小渋の湯」の解説

小渋の湯
こしぶのゆ

[現在地名]高遠町大字山室 瀬戸

山室やまむろの南、瀬戸せとの地にある鉱泉。「三義村誌」によると、文化一一甲戌年(一八一四)高遠藩の御用地となり、藩では湯小屋や湯坊宅を建て、世話役を定め湯坊を置いてこれを管理したが、廃藩により明治六年(一八七三)より山室区有となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 保養地

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android