小用筒(読み)こようづつ

精選版 日本国語大辞典 「小用筒」の意味・読み・例文・類語

こよう‐づつ【小用筒】

  1. 〘 名詞 〙 小便を受ける筒。貴人が外出するとき、中世は樋清(ひすまし)近世朝夕人(ちょうじゃくにん)または公人(くにん)といわれる従者に持たせた筒。尿筒(しとづつ)便竹(べんちく)。装束筒。〔随筆・瀬田問答(1790頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android