小田刈月(読み)おだかりづき

精選版 日本国語大辞典 「小田刈月」の意味・読み・例文・類語

おだかり‐づきをだかり‥【小田刈月】

  1. 〘 名詞 〙 ( 田の稲を刈りとる月の意 ) 陰暦九月の異称。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「九 薄鶉、紅葉月、小田苅月。〈略〉さびしさは鴫たつ暮れの露しげみ、袖うち払ふ小田苅の月」(出典:蔵玉集(室町))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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