小畑勇二郎(読み)オバタ ユウジロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「小畑勇二郎」の解説

小畑 勇二郎
オバタ ユウジロウ


肩書
元・秋田県知事,秋田経済大学理事長

生年月日
明治39年9月19日

出生地
秋田県

学歴
秋田中〔大正13年〕卒

経歴
昭和14年秋田県属となり、民生部長、総務部長などを歴任。26年秋田市第一助役となり、30年以来54年まで、秋田県知事を6期つとめた。この間、全国知事会副会長、地方制度調査会委員などを歴任。世紀の大事業といわれた八郎潟干拓に着手した。

受賞
勲一等瑞宝章〔昭和54年〕 秋田県名誉県民〔昭和56年〕

没年月日
昭和57年10月5日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小畑勇二郎」の解説

小畑勇二郎 おはた-ゆうじろう

1906-1982 昭和時代後期の政治家
明治39年9月19日生まれ。小学校代用教員などをへて,秋田県庁にはいり,民生部長,総務部長などを歴任。昭和26年秋田市助役。30年秋田県知事に当選(6期24年)。県財政の再建や八郎潟干拓などの農業振興につくした。54年秋田経済大理事長に就任。昭和57年10月5日死去。75歳。秋田県出身。旧制秋田中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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