小畳(読み)こだたみ

精選版 日本国語大辞典 「小畳」の意味・読み・例文・類語

こ‐だたみ【小畳】

〘名〙
① (「こ」は接頭語。「たたみ」は動詞「たたむ(畳)」の連用形名詞化) からだをちょっと折り曲げること。
※浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)八「じっと骸(からだ)を小帖(コダタミ)に、帖んで互に膝摺合」
② ふつうの畳より小さくつくった畳。田舎間に用いる畳。
南方録(17C後)墨引本式は、いなか間の小畳に小台子は置こと也。京間の大畳には大台子定法なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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