小県(読み)おあがた

精選版 日本国語大辞典 「小県」の意味・読み・例文・類語

お‐あがたを‥【小県】

  1. 〘 名詞 〙 大化前代の地方行政区画の一つ。小さな県(あがた)。⇔大県(おおあがた)
    1. [初出の実例]「故(かれ)、建内宿禰を大臣と為て、〈略〉大県(おほあがた)・小県(をあがた)県主(あがたぬし)を定め賜ひき」(出典古事記(712)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む