日本歴史地名大系 「小真名子山」の解説 小真名子山こまなごさん 栃木県:日光市小真名子山大真名子(おおまなご)山の北に続き、塩谷郡栗山(くりやま)村境にある。標高二三二二・九メートルの溶岩円頂丘火山。山名は男体山と女峰(によほう)山との愛児の意味とされる。日光修験の補蛇洛夏峰と惣禅頂の行場。「堂社建立記」には、勝道が初入峰した時、頂上で地蔵菩薩を拝み、同地に勧請し小真子大明神と称したとある。現在山頂には二荒山神社の末社小真名子神社の石祠があり、建御名方命を祀る。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by