小眼(読み)コマナコ

精選版 日本国語大辞典 「小眼」の意味・読み・例文・類語

こ‐まなこ【小眼】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 目のひとみ。瞳孔。〔易林本節用集(1597)〕
  3. 弓の的の中心の黒い部分。的の黒い部分がひとみに似ているところからいう。
    1. [初出の実例]「質とはこまなこ也」(出典:応永本論語抄(1420)八佾第三)
    2. [その他の文献]〔随筆・貞丈雑記(1784頃)〕
  4. 中心の部分。
    1. [初出の実例]「大事の城郭のこまなこの上まで盗で上たやうな程に」(出典:土井本周易抄(1477)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む