小神成村(読み)こかんなりむら

日本歴史地名大系 「小神成村」の解説

小神成村
こかんなりむら

[現在地名]太田町小神成こがなり

斉内さいない川の扇状地にあり、北は川を境に大神成おおかんなり村(現中仙なかせん町)となる。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に小金成村とあり、五九五石とある。享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)に当高四二一石四斗五升九合、うち本田当高三三六石余、本田並当高三二石余、新田当高五二石余とある。同期の「六郡郡邑記」に家数四軒とあり、支郷は小三竹・寺田・館越・十二田・高野小田中こたなか根笹ねざさ田野尻たのしり・内御堂で家数は三四軒とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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